6、7人目:理想でした、ゴメンね、ありがとう

1990年代かな

本当に素の自分を出せた人がいた

 

当時の私は人間関係がめちゃくちゃガキだった

から

後から考えたらってことがいくつもあって

悪いことしたなと思う

 

当時の私は

たぶん、一人称がオレだったはず。

挨拶してた記憶もない。

公共物を蹴飛ばしてた記憶がある。

 

そいつは、学生生活で唯一私に絡んだヤツだった。

でも、当時の私はなぜ好きになったか、なぜそんなに好きなのかもわからないくらい好きだと思ってる人がいた。

忘れるのに10年かかるくらい。

今となっては意味わからん恋愛感情。

 

そんな好きな人と、絡んでくれたソイツ。

ソイツは今となっても唯一私を構ってくれた人

だった。

 

好きな人には2回告白して、きちんと整理をつけて携帯変えてきっぱり切り替えた。

 

のだけど、

卒業してから、その好きな人とソイツが均衡していたのも事実だった。

 

卒業してから、クラスほぼ全員、私はソイツが好きだと思っていたらしいと知った。

振り返ると、まあ、そう見えるわな、と思った。

そして、当時イケメンだったらしいソイツもそう思った可能性が高いと思った。

 

まさか?

と、振り返ると、当時付き合ってた彼女と別れた後くらいから私とじゃれている。

まさか?

と、振り返ると、私が告白するのを待っていた、とも取れる言動があった。

 

「何オレの顔見てニヤニヤしてんだよ」

当時、見ていたのは好きな人オンリーだった。

心の中でお前じゃないお前じゃないお前じゃない!と叫んだのを覚えている。

 

それきり。

卒業後のボーリングきり。

 

好きな人が視界から消えて、ソイツの存在が大きくなった。

後から、春までは彼女がいたこと、クラスが勘違いしてたことを知ったから。

 

卒業して住所が変わって、誰とも繋がってなかった私にクラス会の案内が来たことはない。

 

成人式も、2人の姿は見つけられなかった。

懐かしいなぁ、成人式で大地讃頌を歌った。

隣の人がドン引きしてたけど、母校が同じ人は歌ってた人が多かったんじゃないかなぁ。

高校の同級生と少し会って終わった。

 

卒業後にソイツの存在がいかに助かっていたかに気づいた。

めっちゃ沈んでた時に紙か何か投げてきて、

それが目に直接当たっちゃって、

「イテッ!」て目を覆った。

コンタクトに直撃したっぽかった。

そしたら、本気で慌てたソイツが近寄ってきた。

目の痛いのが治まってきたので、舌を出して

「ベー!」

ってやったら、本気で心配したと怒られた。

少女漫画みたいじゃね?

ここで勘違いさせたのかも。

痛かった目の涙を笑い涙に変えた。

沈んだ気持ちを一気に浮上させてくれた。

私を元気にしてくれた瞬間が沢山あったことに気づいた。

 

ソイツを好きだったら良かったな。

と、思った。

今なら絶対付き合うのに

と、何度も思った。

 

ソイツがちょっかいだしてくるのは、だいたい不意打ちか沈んでる時だった。

私のこと好きだったのかも?なんて自惚れてみたりもした。

真相なんてわからない。

告白されたわけでもない。

でも、めちゃくちゃ支えられてたなぁと、感謝した。

 

スネ蹴っちゃってゴメンね☆

痛かったろうなぁ

そういう私も全部ひっくるめて、受け止めてくれてた人だったと

素の自分で付き合える理想の人だったと

素の自分でも離れなかった理想の人だったと

後から何度も何度も思った。

未だに、私に構ってくれる人が皆無な状況だから、本気でそう思う。

 

当時の私は病んでたし、

一匹狼で牙も見せてた。

のに、構ってくれてた。

一生出会わないんじゃないかなぁ。

 

ありがとう。

告白されても当時の私じゃ断ってただろうけど、数年後の私は応えてたなぁ。

まあ、噂で私にちょっかいかけてただけかもしれないけど。

私も誤解されそうな言動してたし。

悪ふざけだったけど、悪ふざけできる人だったからで、当時の私は幼稚園児並みの人間関係能力しかなかった。

ゴメンね

 

あーっと、ついでなんで(笑)

好きな人のことも書こう。

 

好きな人はどっちかというとジミーくんでダミ声だった。

たぶん、クラスで1人だけは気づかれてたと思う。

なぜか成り行きで、なんとなく知って欲しくてバレた女の子に「趣味悪いね」と言われた。

でもね、凄いヤツだって信じてた。

2回目の告白した時に、彼女がいてジャニーズ系になってるって言ってた。

きっと、彼の魅力に気づいた人は沢山出てきていただろう。

「この先も好きになることはないから」

って言葉が忘れられない。

その後にさっきの彼女の話を聞いて、アドバイスして終わった。

綺麗な想い出だぁ(笑)

なんであんなに好きだったんだろ?

唯一わからない人(笑)

 

2人とも、きっと幸せな家庭を築いてるはず☆

私の好きな人は幸せになるのだ♡

 

いつか、会えるかなぁ?(笑)

おじさんじゃなくてイケオジになってるといいなぁ(笑)

 

私みたいに、ピュア過ぎて(笑)独り身だったら付き合いたいなぁー

 

まあ、なんかやらかしてそうだけど。

好きな人は世間体結構やりがいに頑張ってそうだし、

ソイツは家庭を大事にしそうだし

きっと、幸せでいると信じてます☆

 

うん、2人とも、ありがとう☆

 

浮かんだのは

Yes, Summerdays

夢見る頃を過ぎていつか歩き始めた

Summerdays