2人目:見合う幸せを生きていますように

何度も書いてるからいいかな

私の足長おじさん

 

私を現実に戻してくれた人

 

たぶん300mとか500mとか

それくらいの時間を過ごしただけ

 

名前も知らないし

スーツだったから営業さんだったのだろう

くらいにしか記憶にない

顔も多分、見なかった

 

ただ、ただ、感謝

何を話したかは、どこかに書いてるかな?

もう覚えてない

 

ありがとう

感謝しかない

人を救ったあなたに見合う幸せを享受してくれていてくれますように☆

 

 

 

 

卒業して私は空っぽになっていた

 

買いものを頼まれたと記憶している

母は私をどう見ていたのだろう?

 

会計が終わると雨が降っていた

茫然自失状態の私が天気なんか気にすることもなかったから、傘なんてない

まあ、いいか

そう思って歩き出したけれど、帰りたくない

家も大嫌いだった

 

本当に、本当にトボトボと歩いていた

帰りたくない

ずぶ濡れになりながら、買いもの品も濡れちゃうな、くらいには思考は働いた

 

なんて声をかけられたのだろう?

気づいたら、傘に入れられていた

 

ずぶ濡れの人に傘を差し出せる人がどれだけいるだろうか?

 

初対面で、茫然自失の女の子を相手にしたその男性は、神様が遣わせてくれた人ではないかと、今でも何度も思い出している。

 

何を話したか、何を言われたか覚えてない。

初対面でよく相手してくれたと思う。

思い出せば思い出すほど、凄いなと思う。

何度も思い出して感謝している。

あなたがいたから、もう少し頑張ろうと思えた。

 

 

 

 

 

 

 

私の乾きに剛を煮やしたかのように

土砂降りの雨が降った

 

雨は心を潤さない

誰の姿も見えない

今の私に丁度いい

 

目の前が見えない

土砂降りのせい

 

雨でわからないだろうと泣いた

帰りたくない

歩いてるかわからないくらいの歩みだったろう

 

突然、雨が止んだ

本当に突然だったから

何が起きたのかと思った

 

状況を理解するのに時間がいった

 

そう、何か声をかけられて

私はキョロキョロして

それが私にかけられた声で

雨が止んだのは傘に入れてもらったからだと気づいた

茫然自失状態から、少し我に帰った

 

そこから団地の入口まで送ってもらった

もう着いちゃった

そう思った

 

バス停を知りたかっただけかもしれない。

交通手段のないところだったから。

何でもいい

その人のおかげで私の心は救われた。

 

ありがとう

何度も感謝してる

 

いつだって、誰かが力をくれる

そうだよね?

 

 

その方には

Dear My Angel

がいい

 

ジェリビだと

ありがとうの向こう側

GLAYだと

SPECIAL THANKS

COLORS

すべて、愛だった

かな

恋人でも親でもないけど、感謝いっぱいの曲がいい

 

Dear my Angel

僕たちは抱えた傷の分の

その分だけ飛んでゆける

ゆっくりと遠くまで