13人目:父よ、とっとと転生してね

父の命日でした

 

転職して最初の臨時席の隣の人がコロナ陽性とのことで、実家に行くのはやめました。

2週間前で、私が移ってるならそろそろ体調おかしくなっててもいい頃だけど、乾燥するなぁってくらいだから、大丈夫でしょう。

 

父については、インスタに上げたし、ちょっと前に書いたから、違う角度で少し。

 

亡くなった後、人の心に生きるとはよく言ったものです。

 

先週怯えていたのは、その一周忌のせいです。

一年前と一緒。

毒しか吐かないから、かわいそうに誰からも優しくされない。

毒を浴びたくないから、私も完全無視。

弟が少し優しいよう。

毒が自分に向いてない、自分に浴びせられてないうちは、優しい弟は対応出来るようです。

 

そんな優しいお父さんの姿を見て、アレを見られなくて良かったのは、本人だけでなく、弟もだと思いました。

 

こんな風にあまり心乱さず書けるのも、絡まずに済んだから。

 

 

父は結局弱い人で見栄っ張りだったから、そこはもうそれなりの人生だった。

晩年は少しだけ素直になったから、母もきちんと対応して、それなりの人生に出来たのだろう。

 

何でみんな、わかってるのに、忘れるのかな?

赤ちゃんのように、人に頼らざるを得ない晩年が来ることを。

 

その態度で、身体の自由が効かなくなった時、ちゃんと対応してくれる人がいるの?

一番近い大事な人を、どうして蔑ろに出来るの?

当たり前なんてないんだよ?

そんなことを思わせてくれた。

離婚したら良いのにと何度思ったか。

それでも2人には2人しかいない世界を生きて、だからこそ生きれた。

 

普通がわかりません。

父は自己中の子どもだった。

家族を信じられないから、人を信じられない人となり、三人きょうだい誰も結婚しない。

正直、全員精神破綻者。

もちろん私も普通を知らない、普通と馴染めない破綻者。

それでも家族が揃って一周忌をしたのだから、父はそれなりに幸せだったろう。

 

わがままに生きても人生は短い。

そう思う。

 

余命を受けて悔いなく生きてたろう。

欲しいものもやりたいことも見つけようとしなかった。

そんな人生を選んだ父。

 

私は、最後の最後まで出来ることを探す人生にするよ。

余命宣告されたなら、喜んで旅へ出かけよう。

まだ見ぬ世界は必ずある。

 

所詮あの両親の子どもだ。

闇から抜けることはないかもしれない。

それでも足掻いてやる。

あなたがいたから、私は強くそう思える。

 

父は今もテレビを見るように、ただただ見たいものを見てるかもしれない。

父の後悔は見えない。

だから、もしかしたらもう転生してるかもしれない。

 

転生ものが流行っているが、魂は未練がなければ浄化されて転生されてんじゃないかなと思っている。

 

父よ、とっとと転生して、もっと幸せな人生生きろよ

 

私は私で最後まで足掻いてやる