前日夜、出発 船

 

ソワソワしていた。

 

お昼までは、久々の島にワクワクしていた。

 

が、仕事でお叱りを受けた。

故意ではなく、私はできることと出来ないことがはっきり分かれる。

出来ないことは、本当に出来ない。

物凄く時間がかかり、ある時、急に出来たりする。

が、それが反復となると、

無意識に抵抗が入り、オリジナルにしてしまう。

こと、言葉に関しては、

何度言われても繰り返すことが多い。

「意識がない」

と、言われ続け、

「意識が低い」

と言われて、納得した。

 

落ち込んでもすぐに忘れてしまうのが私。

それは良いことであり、直らない原因でもある。

そして、すぐに逃げたくなる。

頑張ろう?

そう言い聞かすように、自分を励ます。

このパターンで辞めなかった試しがない。

だからこそ、ここで頑張らないと。

何度目かわからない励まし。

 

お叱りで終わった仕事から

楽しみにしていた時間に移ろうとしていた。

 

荷物は用意済み。

確認をして、お腹が空かないようにお米を食べる。

何かとお米を食べると、お腹がしばらく空かないのだ。

だから、私はお米をほとんど食べなくなっていた。

 

予定では21:30に出るつもりだったが、

慌てるのが嫌だとか、

余裕あるほうがいいしとか

気持ちが急いて家を出た。

 

今は、東海汽船のすぐ近くにチャリポートがある。

ほぼ歩かずに乗船手続きへ。

 

これで5度目の乗船。

東海汽船はまず、乗船券を発見する。

それぞれの島(船)の列に並び、発券。

混雑時期は並ぶので、

気持ち的にも早めの発券をオススメする。

その後、どうやって時間を過ごすかも決めておくと良い。

待合室は、今はほぼ何もない。

少し歩いたところで、

飲食や翌朝の朝食調達すると

持て余す時間もなくなる。

 

今回の私は、漫画を読んで過ごすことにした。

難点は、場所によりWi-Fiが弱いこと。。

 

乗船口は2つある。

奥から出るのが割と近い大島方面。

待合室から直接乗船券をもぎられるのが、

小笠原手前までの八丈島方面。

 

乗船口に並んでいたら

「台風大丈夫かな?」

そんな声が聞こえた。

え?台風きてるの?

テレビも世間への興味も皆無な私は

めっちゃドキッとした。

私は30時間後には確実に帰らないと行けないのだ。

ここまで来て、いま帰る気もない。

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22:30出港。

「さよならー」

本土を離れ、船に乗りながら呟いた。

 

3度目の八丈島へ。

船はガラガラ。

待合室では意外といると思った人も

10人の二等船室に私一人。

Go to キャンペーンにより貸し毛布が

無料だった。100円とはいえラッキー☆

 

往路としては、過去3回の中で一番揺れた。

これは寝れると思ったのに、

寝付くまでに少しかかった。

エンジンかスクリュー系の近くだったよう。

トイレって前は温座じゃなかったよね?

 

八丈島行きは、

23:30消灯、4:30くらいには一度照明がつく。

5時頃に最初の島に着くからだ。

三宅は今回も停まれないようだ。

 

船内、お腹を満たしたい、という人はレストランは早々に行くことをオススメする。

23:15ラストオーダーなので、45分しか空いていないからだ。

お酒を飲みたい人は、自販機。混雑時は売り切れもあるが、シーズンで無ければだいたい残ってるので慌てる必要はない。

ファーストフード自販機(ポテト系やラーメンなど)もあるが、こちらは繁忙期はすぐになくなるので買うつもりなら、それこそ速攻をオススメする。

アイスは夏の時期は徐々に売り切れていくので、まだあると油断するとなくなる。

 

最初の下船も落ち着いた頃、再び消灯。

そして、6:30には目が覚めてしまう。

甲板へ。

水しぶきだろう、濡れている。

電波を探すが、繋がらない。。

6:30までは船内で見れてたので、

再び船内の休憩室と部屋とで確認するが

島と島の間、海の真っ只中の時間だ。

朝活は繋ぐことが出来なかった。

 

再び少し横になり、8:10に再び甲板へ。

天気は、曇り。

少しでも島が撮れればと思ったが

なかなかどうして見えてこない。

八丈富士が半分だけ見えた。

その横に八丈小島

島にいると小さく思えるが

八丈小島もそれなりの大きさだとわかる。

が、写真には上手く写ってくれない。。

 

8:55着の予定が8:41、下船開始。

8:45、下船。

船から少し歩いた先に駐車場。

繁忙期は沢山の迎えがいるため、

わかりやすさは重要。

体験申し込みしていた椎(しいのき)さんが

椎マークを持って駐車場で待ってくれていた。

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